蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1968年11月19日発売)
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感想 : 510
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杜子春。もしあの場面で声をあげなかったら仙人になったのだろうか?と思い再読。読み直すと声をあげなかった場合どうなったか書いてあった。あと勘違いしていたのだけれど、杜子春は親が理不尽な目に遭わされているから声をあげたのではなくて、理不尽な目に遭わさても子を想う親の優しさに触れて声をあげたのだった。
蜘蛛の糸。素直に読んで自分のことだけ考えた姿勢を非難しているのだろうか?だとするとラストにある、極楽はカンダタの一件後もよい香りが溢れているみたいな描写は何なんだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年3月2日
読了日 : 2014年2月2日
本棚登録日 : 2014年2月2日

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