ハリウッド「赤狩り」との闘い:「ローマの休日」とチャップリン

著者 :
  • 大月書店 (2017年11月17日発売)
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感想 : 6
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「赤狩り」=「マッカーシズム」については、30代の時なんかの雑誌(東洋経済やエコノミストみたいな雑誌)に連載されていて興味深く読みました。(出向中だったけど)。その時に大好きな女優のジェーン・フォンダが主演した『ジュリア」で描かれたリリアン・ヘルマンがマッカーシズムと戦ったうちの一人だということを知ったっけ。(もう一度読みたいと思っていますけど雑誌の名前も忘れました。)
最近「トランボ」を見ました。「真実の瞬間」も少し前に見ました。アメリカってとんでもないやつが大統領になったり、世界のあちこちで戦争したり、沖縄で起こっている事とか考えたら、とんでもない国だと思うけど、こういうガキみたいな青臭い正義感を堂々と描いて見せたりするところは変に感心してしまう。
この本は「ローマの休日」の監督のウィリアム・ワイラーが中心だけど、トランボやリリアン・ヘルマンみたいに正面から戦った人以外の生き方として考えさせられました。良書です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年1月1日
読了日 : 2017年12月6日
本棚登録日 : 2018年1月1日

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