ぼくは王さま (フォア文庫 A)

著者 :
  • 理論社
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感想 : 37
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小学校の頃、毎朝学校で先生が朗読してくれた王さまシリーズ。

タララップ トロロット テレレッテ タッタッター

びりりりっ が が が がっちん

ピーン ロロロロ ポロロロ ポーン

不思議なおかしな擬音が沢山で、先生がその言葉たちを抑揚をつけて発音する度に、みんな目をキラキラさせてニコニコケラケラしながら先生の朗読を聞き入っていた。

擬音だけでなく、王さまのキャラクターも面白くって。
王さまは大人なのに、遊ぶの卵が大好きで勉強と注射が嫌い。ワガママで嘘もついちゃういけない王さま。
でもそんな王さまって、どこにでもいる身近な人…と言うよりなんだか自分みたいで親近感。

そしていい大人になった今でも、王さまシリーズを読むとニコニコケラケラキラキラ。
子供大人関係なく、王さまシリーズは人をニコケラキラにさせる力があると思う。

このシリーズのおかげで、私は本が好きになった。
本って面白いんだと思う様になった。
もし、本なんて嫌い、本なんか面白くないって思ってる子供(もしくは大人)がいたら、そっとこの本を卵焼きと一緒に渡したいなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 童話
感想投稿日 : 2010年4月19日
読了日 : 2010年4月19日
本棚登録日 : 2010年4月19日

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