がんばると迷惑な人 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2014年12月17日発売)
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本棚登録 : 232
感想 : 29
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友人や知人の話を聞いていると、何が忙しいのかわからないのにがんばるだけの人がたまに話題に出る。そういう人はなぜか頑張っているだけで成果があがっていない。日本は「がんばる」ということに美徳を感じる国なので、がんばっている姿を見せるということが無能な人間にできる唯一のアピール方法なのだろう。それがその人の中で閉じていればいいが、長時間労働していると、まわりもその人が気になるし、その人が上の立場の人間だと部下は同じようになり、それが代々繰り返されてしまう。こんな悪の連鎖を断ち切ると日本の生産性もあがるだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2016年4月26日
読了日 : 2016年4月16日
本棚登録日 : 2016年4月11日

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