生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2007年5月18日発売)
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DNAの二重螺旋構造発見に関する物語は、ビジネス小説のようで面白かった。
勉強になった点は、 「生物には時間がある。不可逆的な時間の流れがあり、その流れに沿って折りたたまれ、一度折りたたんだら二度と解くことができないもの。それが生物である。」ということと
必要な遺伝子が欠落しても補完差用が働き、全体に影響は無いが、必要な遺伝子の似て非なるものが作用すると破綻を来たす。このことは人間の組織にとっても言えることなのだろうかと考えてみた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生物
感想投稿日 : 2010年4月4日
読了日 : 2010年4月4日
本棚登録日 : 2010年4月4日

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