中公文庫の『死者の書・身毒丸』は既読なんですが、続編と、初読の「口ぶえ」が収録されているというので岩波文庫版も。『死者の書』は何回読んでも、古い言い回しの日本語が難解(でも好き)。『口ぶえ』は、思いがけず現代もの(といっても当時の)で、いくらか読み易かったですが、残念ながら未完なんですよね。同性愛者だった折口の嗜好が結構赤裸々(?)に出ていて興味深かったので残念。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
民俗学・伝奇
- 感想投稿日 : 2012年9月4日
- 読了日 : 2010年6月
- 本棚登録日 : 2012年8月8日
みんなの感想をみる