死者の書・口ぶえ (岩波文庫) (岩波文庫 緑 186-2)

著者 :
  • 岩波書店 (2010年5月15日発売)
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感想 : 44
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中公文庫の『死者の書・身毒丸』は既読なんですが、続編と、初読の「口ぶえ」が収録されているというので岩波文庫版も。『死者の書』は何回読んでも、古い言い回しの日本語が難解(でも好き)。『口ぶえ』は、思いがけず現代もの(といっても当時の)で、いくらか読み易かったですが、残念ながら未完なんですよね。同性愛者だった折口の嗜好が結構赤裸々(?)に出ていて興味深かったので残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  民俗学・伝奇
感想投稿日 : 2012年9月4日
読了日 : 2010年6月
本棚登録日 : 2012年8月8日

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