33年ぶりの続刊!まったく今のこどもの生活に寄り添わない媚びない昭和的イメージ、ダークなファンタジー感健在。しかしおどろおどろしい悪夢を描くあの闇の深さの恐怖感が少し弱まってしまったようで、いろいろと拡散し過ぎた感がある。津波や放射能、情報管理社会、軍の支配。震災後に描かかれたに違いないと思ったら、それ以前だったとは。何だか警告テーマの現代との符号のあまりの一致ぶりに驚いた。
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- 感想投稿日 : 2014年6月22日
- 読了日 : 2014年6月22日
- 本棚登録日 : 2014年6月22日
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