真田忍侠記(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2000年1月14日発売)
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本棚登録 : 115
感想 : 10
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 真田昌幸の鬼神のような戦術と猿飛佐助、霧隠才蔵の変幻自在な妖術が家康を震え上がらせる。

 おりしも大河ドラマで真田一族が主人公になっているので、前から気になっていたこの作品を読みました。

 上巻は関ケ原の合戦の後、紀州九度山にて昌幸が亡くなるまでが描かれています。

 戦国時代の生死を賭けた駆け引きなどがおもしろかったのです。

 真田十勇士の中でも霧隠才蔵が大好きな自分としては、ほとんど佐助と変わらずに描かれているので、もう少し佐助と分けて活躍してもらいたいところでした。

 下巻の冬の陣、夏の陣の活躍に期待します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説・歴史小説
感想投稿日 : 2016年4月4日
読了日 : 2016年4月4日
本棚登録日 : 2016年4月4日

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