龍馬史 (文春文庫 い 87-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年5月10日発売)
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感想 : 63
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 龍馬の生涯を語れば、幕末史の生きた教科書となる。龍馬を巡る謎に歴史家が挑む。

 若かりし頃、小説の影響で熱烈な龍馬ファンになって以来、最近は、やはりあれは所詮小説だからと少し冷めてきたいたので、この作品を読んで、改めて龍馬の魅力を感じることができました。

 龍馬の手紙を始め、数々の史料をもとに語っていく龍馬像は、小説とは違った冷静な視点で龍馬に迫ることができました。

 龍馬暗殺の真犯人説も説得力があり、自分もこの著者の考え方に納得しました。

 自分の中で龍馬の存在がまた少し大きくなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2018年2月19日
読了日 : 2018年2月19日
本棚登録日 : 2018年2月19日

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