天才的な才能を持つ4人の銀行強盗たちが思わぬ誤算から大金を横取りされる。果たして4人は、大金を取り戻せるのか、ハイテンポな都会派サスペンス。
犯罪者が主人公というと、感情移入しにくいと感じるものですが、作者の手にかかれば、4人の個性的なメンバーに魅力を感じ、自分もそのチームの一員になったように読み進めてしまいました。
作者お得意の伏線も張り巡らされ、見事に犯罪に活かされている所に自分の良心が大きく揺れてしまうほどでした。
気付けば、4人と一緒にクライマックスを迎え、爽快感を味わう自分がいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2021年2月8日
- 読了日 : 2021年2月8日
- 本棚登録日 : 2021年2月8日
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