「1973年のピンボール」の読後にせっかくだから3部作全部読もうと思い手に取った作品。
前作ではほぼ内容が掴めなかった為、この作品はもう少し理解できるだろうと思ったが結局、鼠との関係性、友人との経営、耳の綺麗な女の子、羊を探しに行くの因果関係や時系列など自分の中で複雑に絡み合ってしまい、この作品が何を訴えかけようとしていたのか理解できなかった。
そもそもこの作品はそれを重視していないのかもしれない。村上春樹の世界観は充分に味わえたと思う。
これからやっと羊を探しにいく為、「下」で少しでもこのモヤモヤが回収されると願っている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月22日
- 読了日 : 2023年5月22日
- 本棚登録日 : 2023年5月16日
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