サイレンと犀 (新鋭短歌シリーズ16)

著者 :
  • 書肆侃侃房 (2014年12月15日発売)
4.29
  • (43)
  • (45)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 779
感想 : 40
5

非常によかった…

静かにすっと入ってくる。
短歌だから当たり前なのかもしれないけど、言葉のつくるリズムが心地よい。
内容は日常の何気ないことで、作者の冷静で少し毒のある味方で書いている。
おそらく自分の感覚と近く、共感できたのでは。

この本はいつも枕元に置いて、1日の終わりに少しずつ読んだ。
静かで落ち着いた、温かい気持ちで寝ることができた。
そんな気持ちになれたのは、共感してもらった感覚だったのかな。

作者のことはツイッターで知った。
新作『たやすみなさい』も近いうちに読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月30日
読了日 : 2020年8月16日
本棚登録日 : 2015年9月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする