細雪(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1955年11月1日発売)
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本棚登録 : 2492
感想 : 136
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上巻からさらに4姉妹の立像が明確になっていく。4姉妹の中で現代的な妙子の話が中巻の筋。大正、昭和初期の上流階級の中で異端といえる行動、発言をする妙子。いつの時代でも、四人も兄弟がいると一番下は強くなるのだなと、自分が4兄弟の中で育ったので、一番下の妹を思い出しながら読み進めた。この話し、どうやって終わるんだろう。雪子が結婚する以外にはエンディングが思い付かないがどうなんだろう。下巻が凄く楽しみ。そして下巻が終わればこの美しい世界が終わると思うと今から残念な気分になっている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年2月24日
読了日 : 2016年2月24日
本棚登録日 : 2016年2月24日

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