これまでにも生きる価値や人生の進路を選ぶことについての本は数多く読んできたが、どれも綺麗事にしか感じられなかった。
しかし、この本は違った。
読み始める前は、死が迫ってきて初めて感じた命の大切さ、みたいなものをきれいに書いてあるのかと思っていた。読み進めると、そんなことを思っていた自分が恥ずかしくなった。幡野さん自身が自分のこれからについてしっかりと考え、行動し、そしてやっと得られた気持ちを丁寧に綴ってある。決して重たい内容ではなく、むしろ自分の背中を押してくれる、暖かい本だった。
これからも何度も読み続けていこうと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月30日
- 読了日 : 2019年6月25日
- 本棚登録日 : 2019年6月8日
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