"この本は、キューブラー・ロスさんの講演を編集したもの。「死」を見つめることで、生を考えている。死に直面した子供との話は、死とは何かについて考えさせられる。子供は死を迎えることを意識しているし理解もしている。しかし、子供の表現力には限界があり、その子が何を気にしているのか親は気がついてあげられない場合もある。キューブラー博士は、子供が描く絵から死を前にやり遂げたいと思っていることを聞き出す。
日本では世界的に見ても希な宗教を意識していない生活をしている人が多い。宗教が死への足かせともなりうるということがあるエピソードには驚いた。
今回の本には、臨死体験にもふれている。永遠の謎である死後の世界、その一端ものぞける。"
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学・思想
- 感想投稿日 : 2018年10月17日
- 読了日 : 2018年10月17日
- 本棚登録日 : 2018年10月17日
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