書評】そうか、君は課長になったのか。/佐々木常夫
課長になった時に最初に読んで参考にして、色々トライした。部下が課長になった時にプレゼントした。
以下ポイントの書き出し。
「自分の頭で考える」
「読書で得た知識を現場の仕事にあてはめてシミュレーションしてみる」
「良書は何度も読み返す」
「自分の意見ははっきり述べる」「一番怖いのは思い込み」
「他者とぶつかるからこそ考え方や価値観は磨き上げられる」
「口は災いのもと」陰口を言わない。言い方を工夫して本人にも言う。
課長の仕事は、
1)方針策定、
2)部下の監督と成長、
3)経営と現場のコミュニケーション、
4)社内外の政治。
「下手な温情は、部下を殺してしまいかねない」
「正面の理、側面の情、背面の恐怖」
「対話とは聞くこと」
「話すが2割、聞くが8割」
「仕事の目的を明確にして」「部下に仕事を発注する」という考えで「礼儀をもって部下の仕事に手をつっこむ」
方針や考え方は必ず文書にして渡し、折に触れて現場にあてはめた具体的な話で反復連打。
忙しいと、口頭がいいやと思ってしまうこともありますが、けっこう伝わったかなと思っていることが、伝わっていない。文書にすると、初めて理解してもらえる。「口頭より文書が効率的」
披露宴でのスピーチを頼まれたので、本人に「恥ずかしくなるくらい自分を褒めた自己紹介文を書きなさい」といって持ってこさせたら私のスピーチの原稿は1時間で出来上がった。(やらせるということだ)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月31日
- 読了日 : 2019年4月27日
- 本棚登録日 : 2019年4月27日
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