ますむらひろしが長年手がけている宮沢賢治作品の漫画化のうち、『銀河鉄道の夜』の文庫版、第1刷が1995年。中学生の頃、両親と確か龍泉洞を訪問したときに手に取り、深く理解も及ばずに読んだ記憶。最近Eテレ『ネコメンタリー』でますむらさんを拝見し、再び手に取った。
今読んでみると「黒い帽子の大人=ブルカニロ博士」との会話『実験でちゃんと ほんとうの考えとうその考えとを 分けてしまえば/その実験の方法さえ きまれば/もう信仰も/化学と同じようになる』はすごく好みで、収穫の多い再読だった。
読書状況:読み終わった
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726.1 漫画
- 感想投稿日 : 2021年7月20日
- 読了日 : 2021年7月20日
- 本棚登録日 : 2021年7月16日
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