あらら、前に二作もあったとは。
登場人物に、つかみどころが無くて当たり前か。
ということで、前の二作で登場人物を知っている読者には、既知の物語の間を埋める物語としてハマるのかもしれないけれど…
目の前の相手が、共通の知人の話としてどんどん話しているのに、こちらはその知人に心当たりがないんだけど…という間の悪さ。
こういう大事なことは、文庫本の裏表紙のところにはっきり書いといて欲しいなぁ。
それでも、優しくてささやかな日常の物語には好感を持てた。前の二作を読む機会があれば、もっと感想も変わるかもしれないが…もったいないことをした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内作家
- 感想投稿日 : 2021年2月21日
- 読了日 : 2021年2月14日
- 本棚登録日 : 2021年2月14日
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