シークレット・オブ・ベッドルーム

  • エクスナレッジ (2008年3月26日発売)
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感想 : 1
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久々にアーヴィンウェルシュ、
そして個人的に久々に550ページもの長編、
正直最初の100ページくらいダルかった。

SFとまでは言わないけどウェルシュっぽくない、
いつもは現実世界に起こっている、あり得ないような話だけど、
今回はまあ起こり得ない話。

けどもちろんいつも通りのセックス、ドラッグ、アルコールって感じもあるんだけど、昔の作品ほどのエグい感じはなくて、ちょっと物足りないような。

そういえばさらば雑司ヶ谷の樋口 毅宏さんって、
少しウェルシュっぽいかもと読み終わったあと少し思った。

まあ今回もいつもの訛りで、和訳は大変だったみたいですwww

今回の主人公のダニー・スキナーは、
どこかちょっとシックボーイっぽい雰囲気。

シックボーイもバカじゃなくて、
どっちかっていうと頭もキれるんだけど、結局ダメ人間っていう。
スキナーはもっとキレるんだけど、ダメさ加減はもっとダメ。

展開はなんとなくわかりやすいけど、
おお、まじかーってのもちゃんと最後まで残ってるのでそこは好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 洋書
感想投稿日 : 2011年7月22日
読了日 : 2011年7月22日
本棚登録日 : 2011年7月22日

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