明治の半場。
無為に過ごしていた高遠は、異様な書舗と巡りあいます。
主人が営む店の名は書楼弔堂、古今東西の書物が集められた店。
浮世絵師や泉鏡花など、迷える者たちが己のための一冊を求め探書に訪れる。
それぞれの作品の読後感が良いなぁ。
この世に無駄なことなどございません。世を無駄にする愚か者が居るだけでございます ー 161ページ
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2023年2月1日
- 読了日 : 2023年2月1日
- 本棚登録日 : 2023年1月25日
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