センセイの鞄 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2004年9月3日発売)
3.85
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本棚登録 : 10586
感想 : 1341
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ごめんなさい。けど、きもい。うけつけない。

そもそも先生と生徒の恋愛ってだけでかなりの拒否反応が出る自分なのに、プラスご老年の方と中年の方ですか・・・
37歳と67歳は中年でも老年でもないって?いやいやいやいやいやいやいやいや。
そら自分も10年後は37だけど中年だろ。
そんでもって10年後にはこの話も受け入れられるって?ないないないないないないないない。
確かに10年は長いよ?自分も10年前は17だよ?高校真っ只中だよ?ぴちぴちだよ?人一人変わるには十二分に長い時間だよ?
それでもここは変わっちゃいけないだろう、自分。
37でも主人公みたいに一人静かーーーな人生を送ることも、67を好きになることも、ましてや先生を好きになることも、な・い。

なぜにこれが賞取ってんの?流れてる時間が独特だから?それはわかる。まったりぼーっとしたくは、なる。
ただね、内容がね、駄目なの。本当に駄目なの。

あ、居酒屋のシーンはよかったわぁ。ってか食べ物の話が出てくる本っていい!
自分が食い意地張ってるからか、簡単に手に入らないからか、旬のものを使った小鉢とか、めちゃ魅せられます。うらやましいかぎりです。



12/10/10

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年5月18日
読了日 : 2010年12月10日
本棚登録日 : 2010年12月21日

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