HHhH (プラハ、1942年) (海外文学セレクション)

  • 東京創元社 (2013年6月29日発売)
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感想 : 191
5

アウシュビッツや、ヒトラーや、ユダヤ人大虐殺
ホロコースト
こんなことがあった
恐ろしいことが起きた

ということは、
夜と霧もよんだし、他にも本や、
映画で切り取られた部分の知識はあったけど
ほとんど何もしなかったということに
気付かされた。
初め半分は、歴史背景や、人物、場所など
調べながら読んだ

ちょっと大変。

単なる物語なら、そこまでしなかったと思う
これは、正しいフィクションとでもいうか

僕という作者が、おそらくの範囲の域を出ない
部分があることを承知の上で、事実をもとに
書いているから自然にそうしたくなった。

こういう歴史の勉強の方が頭によく入るわー

そして、最後に行くにつれ
語ることが、語れなかった人のきもちを
伝えることが大事だと思わされる。

本当に歴史に疎かったけど
僕がたびたび登場し、現代と当時を行き来する
また、客観的に、また、感情的に
書かれても、全く違和感のない小説になっていて
素晴らしいと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月28日
読了日 : 2024年3月28日
本棚登録日 : 2024年2月16日

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