森博嗣のエッセイは面白い。
視点や考え方が本当に独特で、しかも好感が持てるし勉強になるからだ。
曰く、本はゆっくりと読むべし。
これはただただ文字を追いかける「速読」をしても、自分の中に何も残らないなら本を読んでもあんまり意味がないよ、ということではないかと思う。
私は実践できていないが、なるほどその通りだと思う。
私は今まで読書は情報処理能力を高めるためにするものだと決めていた部分があるが、曰くそうではなく、読書によってある種の記憶やイメージを残すこと、そうして自分の世界を広げることに読書の意味があると。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月24日
- 読了日 : 2020年5月24日
- 本棚登録日 : 2020年5月24日
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