ニーチェ 「 ツァラトゥストラ はこう言った 」下巻
凄い本だと思う。
対立概念と思っていた 無神と宗教、厭世と生の充実を両立させている。
下巻テーマは永遠回帰。永遠回帰は 世界は同一の状態を永遠に反復し、世界は始まりも終わりもなく、目的も意味もない。ただ存在しているだけ という世界観。
著者が 目指した人間像は 永遠回帰により 人間を 現実から逃げられないものとさせた上で、永遠回帰を受け入れ、超人になること。
ただ 最後の四部が それまでと違い 詩的すぎて 話が通らなかった
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月25日
- 読了日 : 2019年7月27日
- 本棚登録日 : 2019年5月23日
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