谷川健一 「 日本の神々」
民俗学の本。アイヌ、奄美、沖縄などの神話や伝承から 日本民族の原初的な精神を紐解いている。日本民族の原初的な精神の中心である神々は、畏敬すべき先祖や先祖の魂のことだと思う
神話や伝承の凄さは、人の一生の中で 誕生を最大の危険と捉えていること。「誕生は 先祖が現世に再生する行為であり〜生と死の曖昧な境界であり、新しい生命をうかがう邪神が徘徊している」
出産のとき便所神が立ち会うというのも凄い。糞の力で邪神を撃退するところに驚く
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- 感想投稿日 : 2021年10月14日
- 読了日 : 2021年10月14日
- 本棚登録日 : 2021年10月12日
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