言葉の海へ (新潮文庫)

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高田宏 「 言葉の海へ 」 日本初の国語辞書(言海)を作った 大槻文彦 の生涯をまとめた本。言海は 国家事業としての信念、大槻一族の系譜の集大成であることがわかる

国家にとって文化とは 国家の存在条件であることを認識した。文化としての言葉、国語の整備、保存は 明治時代だけでなく、グローバル化の進む現代も重要であると思う

「一国の国語は 外に対しては 一民族たることを証し、内に対して 同胞一体の公義感覚を団結させる」

「一つの思想で国は育たない〜多様な方向により日本が育っていった」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年7月29日
読了日 : 2018年7月30日
本棚登録日 : 2018年7月29日

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