セリーヌ 「 夜の果ての旅 」 半自伝的小説。テーマは 生への執着、個人主義
上巻は 軍隊→精神病院→アフリカ→アメリカ
旅は想像力を働かせる
*生から死への旅
*人も、けものも、街も、自然も一切が想像のもの
戦争は個人主義に反する=戦争英雄の否定
*倫理的な立場ではなく、個人主義な立場で戦争反対
*戦争は ちんぷんかんぷんの最たるもの〜こんなものが長続きするわけない
*大佐は人間じゃない〜自分の死が想像できないのだ
*人間は目先がきかない〜監獄からは生きて出られるが、戦争からはそうはいかない
人間観=個人主義、悲観主義
*どんなおりにも 恐ろしいのは人間だけ
*誰だって 自分の死について 意見を持てるはず
*完全な敗北とは 自分をくたばらせたものを忘れること〜人間の悪辣な一面を〜逐一報告できれば 死は無駄ではない
*俺が考えるのは 生き延びることだけ〜それで十分
*値打ちがあるのは命だけ
世の中には 金持と貧乏人の異なった2つの人種がいる
*自分の階級にとどまらなければいけない
*値段を聞いたうえでしか、手を触れてはいけない
*ましては 執着してはいけない
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年11月11日
- 読了日 : 2018年11月11日
- 本棚登録日 : 2018年11月11日
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