宵待歩行 (角川文庫 き 9-15)

著者 :
  • KADOKAWA (1991年11月1日発売)
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本棚登録 : 269
感想 : 20
3

それは人魚の夢だった
一度だけ 泡になればすむこと
一度だけ 夢をみた後に



銀色夏生の最高傑作ともいえるような詩集。
パステル調の表紙をめくれば、其処にあるのは言葉だけ。
他の作品みたいにイラストも、写真も、何にもない。

だけどその言葉一つひとつが繊細で、色を帯びているから世界が広がる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 銀色夏生
感想投稿日 : 2011年10月2日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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