改訂新版 ボーダーラインの心の病理:自己不確実に悩む人々

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  • 創元社 (2005年8月1日発売)
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感想 : 5
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当時のデータでは都市化が進むにつれてボーダーラインが増加傾向にあるという。貧富の進行とともに人間社会の心の分裂、二極化も進んでいく、ということか。

カーンバーグやコフートからの引用が多く、主にそこらへんをベースにしてのボーダーライン論だったように思う。典型例としての太宰治やマリリンモンロー、ヘッセからの病跡もあり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 精神医学
感想投稿日 : 2011年2月13日
読了日 : 2011年2月13日
本棚登録日 : 2011年2月13日

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