うつは手仕事で治る!

  • 飛鳥新社 (2011年9月17日発売)
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感想 : 3

 社会的・身体的ふれあい、幸せな未来は~でも述べられていた自己効力感と努力→報酬のつながり、脳を鍛えるには~でも述べられていた運動、脳を健やかに保つにはこれら複数の要素が重要であるという内容。化学物質だけに目を向けて抗鬱剤だけを投与しても意味はなく、もっと包括的に見なければならないという。
 タイトルに「手仕事で治る」とあり、実際に脳の大きな領域を手の運動に使っているともあるけど、要は身体を使った努力をしろということだった。タイトルはずれてると思う。
 ぼんやり思い出したのは卒論制作時のこと。手を動かすのがいいという教授の思惑は多分的を得ていたのだろう。ただそれに私が意味、効力感、報酬のそのいずれも得ることはできなかった。やみくもに身体を動かすだけでもだめなのよね。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 物語以外
感想投稿日 : 2011年11月11日
本棚登録日 : 2011年11月10日

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