意味深な描写が読み終えた後で一気に意味を持ちはじめて、読み込めば読み込むほど真相のさらにその先、物語の裏に潜む事実が現れてくる。狂気を淡々と描くのが麻耶さんは上手いと思うし、それが得体の知れない恐怖をより強くしていると思う。中盤完全に放置しておいての如月締めには少々困惑。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
麻耶雄嵩
- 感想投稿日 : 2015年6月20日
- 読了日 : 2015年6月20日
- 本棚登録日 : 2015年5月9日
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