ううむ。けっこう印象的な映画だった。
助政のトラウマがけっこう軸になっている。クライマックスで友川が疲れ果てた昌三に変わり陽子の背中に墨を載せるのを、助政が直視することで、助政のトラウマは完全な治癒とまではいかなくとも変化をする。そして友川・助政・陽子の関係が一段回上へ成長する。
陽子役の小沢まゆはこのデビュー作の後、2本の映画に出ているけれど、それ以降、出演はないようだ。俳優活動を辞めてしまったのだろうか。だとしたら残念だ。奥田瑛二の資金とアイディアが尽きたか?
奥田瑛二にまだヤル気が残っているなら。また小沢まゆで撮ってもらいたい。
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- 感想投稿日 : 2013年1月12日
- 読了日 : 2013年1月12日
- 本棚登録日 : 2013年1月12日
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