チベット、台湾、日本、インド、マレーシアと、アジアを舞台に綴られた幻想的な短篇集。文章から漂うどこか冷静な目で見つめる感覚が心地よい。それでいてぼやあっとした印象も受けるので不思議だが、読んでいる間は静謐なひとときを堪能できた。ただ何となく、好き嫌いの分かれそうな作家だなと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内:ファンタジー・幻想系
- 感想投稿日 : 2021年9月8日
- 読了日 : 2021年9月8日
- 本棚登録日 : 2021年9月4日
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