父が探偵であり、自身も学生時代から探偵の真似事を始めた榊原みどりを中心に起こる5つの出来事を描く短編集。章ごとにみどりが成長していくのも面白い。依頼人を傷付けることになると分かっていても、人間の奥底を暴かずにはいられないみどりを見て「紅蓮館の殺人」の葛城を思い出した。最後は希望の見える終わり方でよかった。
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- 感想投稿日 : 2022年8月14日
- 読了日 : 2022年8月14日
- 本棚登録日 : 2022年8月14日
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