「To doリスト」はよくあるけれど、その逆転的発想な「しないことリスト」をまとめた実用書。
やるべきことを列挙されるよりも、「これはしなくていいんじゃない?」というアドバイスなので、気楽な気持ちでメッセージを受け入れることができた。
特に「自分だけで独占しない」と「土日を特別視しない」が刺さった。一人だけで物事を抱え込むのではなく、何でもみんなとシェアするという心構えは、節約かつエコ、さらにムダな独占欲による争いを未然に防げるから、そういった思考で生きていきたいなと思った。また、土日だけでなく平日もちょくちょく休む奴だと周りに思われることで、自分がいなくても仕事が回っていく環境を作っていくということは、今すぐ実行したいなと思った。
本書を読み終えた全体的な印象として、筆者のように『フツー』がうまくできなくてニートになってしまうような人間と、ぼくのようなセクシャルマイノリティ(ゲイ)は考え方が少し似ているのかなと感じた。筆者がより生きやすくするために編み出してきた処世術を、ぼくも自分のものとできるようにしたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月1日
- 読了日 : 2019年1月1日
- 本棚登録日 : 2019年1月1日
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