連載ものなので章ごとに引きが強く、続きを煽りまくっていてちょっと面白い。お話はやはり時代がかっており、主人公も高等遊民のおぼっちゃまということもあり、どうしてもツッコミどころがあるのですが、乱歩独特の語り口と怪しく魅力的な世界観にどんどんと引き込まれます。
宮崎駿の口絵ページは読了後に読むほうがわかりやすくておすすめ。翻案の顛末についての解説があったりして読み応えがありました。ここから『カリオストロの城』の創作に繋がっているなんて感激。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年1月20日
- 読了日 : 2024年1月20日
- 本棚登録日 : 2024年1月20日
みんなの感想をみる