表紙にいる「大山正紀」に振られた番号2を見て、「2巻から読んでるの??」と夫から言われました(笑)
いえいえこれは、「大山正紀」という同姓同名がでてくる、というかほぼほぼ大山正紀しか出てこないミステリーなんです。
なので表紙にいる同姓同名の大山正紀たちに、番号が振られているわけです。
大山正紀たちを識別する手がかりは、外見と生い立ちだけ。
でもなかには明らかに脇役の大山正紀もいるわけで…その人の描写は少なめのため、印象が薄く、たまにぽんとクローズアップされたときに「ええと、これはどんな人物だったっけ…??」とはなりました。
とはいうものの、真相はちゃんと腑に落ちましたし、ミステリーのしかけとしては、「同姓同名」のミスリードをうまく利用しているなあ…という感じでした。
ミステリーをさらっと一気読みしたい方には向いているかな??とおもいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年6月27日
- 読了日 : 2023年6月25日
- 本棚登録日 : 2023年6月14日
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