月でたんじょうパーティーをひらいたら (世界の絵本)

  • 廣済堂あかつき (2019年11月13日発売)
3.61
  • (6)
  • (5)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 147
感想 : 12
3

 表紙の印象から、宇宙人も加わって大騒ぎ!みたいな楽しいばかりの内容かと思ったら、しっかり宇宙や月について解説してくれる本だった。

 月の表裏について、月の空が青くない理由、クレーターができる経緯などが易しく書かれており、さらに月の表面でボールを投げたらどうなるか?など、知的好奇心を刺激し満たしてくれる。

 宇宙に興味のある子や、知識欲の強い子にはとっても楽しめる本だと思う。というか、アポロ計画の概要くらいは知っている事を前提に書かれているのかな?と思った。

 知的好奇心の薄いうちの息子達にはあまりピンとこなかったようで、序盤の月の重力は1/6の説明のあたりで6歳児は夢の世界へ(寝る前の読み聞かせとしては成功か?)、9歳児は聞いてはいるものの明らかにダレている様子であった。
 まだパーティー始まってすらないんだけど…と思いつつ、母はそっと本を閉じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然・科学
感想投稿日 : 2021年9月23日
読了日 : 2021年9月22日
本棚登録日 : 2021年9月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする