ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2017年7月20日発売)
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本棚登録 : 756
感想 : 43
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タマ三年生の一年。イギリスで店を開く友人に一緒にやらないかと誘われて迷う蓮。タマの友人の玲沙は田舎の母の突然の再婚話に戸惑う。ミケさんは親戚たちから就職や結婚について責められ、将来に惑う。みんなそれぞれの未来にむかって動き出し、ゆきうさぎにもあらたなお客様が……。

今回は親子の話。蓮の決断とかミケさんの就職とか当て馬らしき新キャラの登場とかいろんなことが動き始めた感。そしてついに自覚。大樹さんほんとスパダリ力強いのにこんなにウブってずるい。ちょっとじれったいけど良い人しかいないので安心して読める。でももうちょい踏み込みが欲しいような、お行儀が良すぎてもったいない気持ちになることもある。まあたまにはこういう本もないとな……。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年12月15日
読了日 : 2017年12月15日
本棚登録日 : 2017年12月15日

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