ラングトンの知人でイギリス人の宗教学者であるリー・ティービングが登場。
大胆であっけらかんとして、それでいて聖杯の探求に生涯を捧げている――そんな彼の登場で、一気に話が面白くなってまいりました!あまりに彼が好きになりすぎて、思わず生死の行方を調べてしまったほどです。笑
リーとラングトンによる「聖杯」の講釈が、この作品最大の見所といってもいいのでは。特に〈最後の晩餐〉については、今作が流行っていた当時、テレビなどでも解説を見た記憶があります。
私はキリスト教徒ではないのですんなりとこのストーリーを受け入れられますが、そうでない読者の反応はいかに……想像するだけで背筋が寒くなります。
キー・ストーンを手にしたソフィーとラングトン、そしてティービンク。
このまま冒険を続けてほしいところですが、きっと痛ましい犠牲が伴うのだろうと想像すると胸が痛みます。でも結末が気になるのでいざ下巻……!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月26日
- 読了日 : 2023年12月26日
- 本棚登録日 : 2023年12月26日
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