数学の世界 (中公文庫 も 32-2)

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  • 中央公論新社 (2022年4月20日発売)
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感想 : 6
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本屋で横済みになっていたので、購入。

ちょっと歯が立たなかった。加算の「寄せ算」と「足し算」の違いが判らず。
基数と序数についても、真面目に考えたことがなかった。う~ん、何が問題なんだろう。主に数学教育を竹内先生が問題にしているんだけど、その指摘する問題点がピンと来ないんだな。つまりいい加減に数学を覚えてきたんだなあ。

後半は数学の歴史。やっぱり学者の名前は聞いたことあるけれどやっぱりピンと来ない。
ガリレイ裁判なれ合い説は驚いた。科学信念を主張し過ぎだぞと怒られて、少し日和れと云われ、じゃあ日和りますとなれ合ったとのこと。

数学が絶対的に正しいものではないと云われてもなあ。三五歳からの数学という話が出てきたけれど、六〇歳からの数学が欲しいなあ。
うん、きちんと数学の勉強をしたいなあと思いつつ、終了。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月2日
読了日 : 2022年6月30日
本棚登録日 : 2022年6月30日

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