割と評判が良いですね。
ハードボイルド系はあまり得意ではないので☆3つです。
主に3人の視点でリレーする感じで話が進んでいくの、伊坂さんの手法としてはお馴染みですけど、楽しめました。
主人公はかなり危険な世界に足を突っ込んで危険な目にも遭うけれど、ラッキーも重なってだんだん良い展開になっていきます。最後は大円満のハッピーエンドで…でもそのわりには最後のシーンで目の前を通過する電車がいつまでも視界を遮ったままで終わってしまって、「なんだろ??この含みのある感じ」と思いつつ他の方のレビュー読んだら(自分ではそこまで読み取れませんでした)。
えっ、白昼夢が終わる兆候?
どどどどこから幻覚が始まってたの? えっ、そんな前??
醒めたらそこに戻るの?
いや、でも夢見てる間も時は進んでるらしいし。
でもでも、時は進んでも状況が一緒なら何一つ解決してないじゃん!
せっかく切り抜けたはずのあのハードボイルドな世界に戻っちゃうの?
と思ったら絶望的な気持ちになりました(笑)。
だから☆3つです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
伊坂幸太郎
- 感想投稿日 : 2016年12月26日
- 読了日 : 2016年12月20日
- 本棚登録日 : 2016年12月20日
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