聖夜の罪はカラメル・ラテ (コージーブックス コ 1-2 コクと深みの名推理 12)

  • 原書房 (2014年12月10日発売)
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感想 : 6
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クリスマスシーズン。ニューヨークでは、毎週のようにセレブが集まってパーティをしている。コーヒーのケータリングで行ったクッキー交換パーティでの殺人。クッキー交換と言う名前がついていても、クッキーを持ち寄って交換するわけではなく、ニューヨークのお菓子屋が趣向をこらしたクッキーの屋台を出し、参加者は食べ放題のパーティ。こんな華やかな状況を疑似体験できるのが、海外小説の楽しみ。クリスマスということで、美味しそうなお菓子がいっぱい。巻末にはレシピもついていて、味覚も体験できるはずなのだが、材料が。。。簡単にできるようにケーキミックスを利用したレシピは、書いてあるケーキミックスを簡単に入手できないし、エッグノックって売っているものなのって時点で躓くこともあるし。これもアメリカ人の生活を垣間見る体験ではあるのだけど、日本国内向けレシピもあるといいと思ってしまう。食べ物だけじゃなくて、お話の方も面白かったのだが、主人公はやっぱり無鉄砲すぎると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月21日
読了日 : 2022年3月21日
本棚登録日 : 2022年3月21日

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