とても綺麗なお話に感動しました。子供たちにとって、大事なことをしっかりと考えさせ、見守る大人たち。いろいろな問題を解決していく子供たち。ミンちゃんのエピソードはとても悲しかったけど、現実を受け入れて、前に進む、生命の力強さの大切さを感じました。文庫版解説によると、時代設定は国鉄廃止の1987年と青函トンネル開通の1988年のあいだの夏休み前。その数ヶ月の、子供たちの成長を、路線内(一部北海道は別だけど)だけでミニマムに描く設定も面白かった。
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- 感想投稿日 : 2020年1月2日
- 読了日 : 2020年1月2日
- 本棚登録日 : 2020年1月2日
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