英仏百年戦争 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2003年11月14日発売)
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どちらもフランス人という所はなるほど、中世らしい話と納得。
途中は、まあそんな感じかと思うが、ジャンヌ・ダルクが農民の娘が利用されただけと切って捨てるのは、どこまでそうなのか。
うつてつけの題材と思うが、ナポレオンまで気が付かなかったのか?

最後、国民国家とナショナリズムを産んで終息したというのはわかりやすいが、その時代でそこまで言えるのか。
国民国家としても、15世紀と18世紀では同じにならないし、それ以前でも同じ国語を話す者の一体感はあったのでは?
きれいに割り切りすぎな感がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世界史
感想投稿日 : 2022年5月14日
読了日 : 2022年5月14日
本棚登録日 : 2022年5月14日

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