真昼なのに昏い部屋

著者 :
  • 講談社 (2010年3月25日発売)
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本棚登録 : 1766
感想 : 299
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江國さんの、丁寧でどこかふわふわした感じの描写が心地良かった。真昼の、太陽の光が差し込む少し眩しい時間帯に読んでみた。

美弥子さんが、ジョーンズさんとのことを無意識に正当化しているようなところが自分に似ているなと思った。美弥子さんが時折見せる、夫への皮肉じみた心の声も好きだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年2月3日
読了日 : 2020年2月3日
本棚登録日 : 2020年2月3日

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