エロティシズム 改版 (中公文庫 し 9-8)

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  • 中央公論新社 (1996年11月18日発売)
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『エロスの解剖』が独立性のあるエロスのエッセイだとしたら、『エロティシズム』は統一性があって読みやすいし、入門書としても素晴らしい一冊でした。この一冊を読むだけでも、澁澤さんの他著に散りばめられたエロスの理論が理解しやすくなるのではないでしょうか。「存在の不安」「胎内回帰願望について」「愛は可能か」などのエッセイがお気に入りです。
「死とエロティシズムとが、深いところで、いかに密接な関係をもっているかということを、ここでもまた、説明することになってしまった。」(本文より)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年6月17日
読了日 : 2022年6月17日
本棚登録日 : 2021年7月16日

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