世にも奇妙な人体実験の歴史 (文春文庫 S 19-1)

  • 文藝春秋 (2016年11月10日発売)
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タイトルに惹かれました。こういうタイトルの本って専門的過ぎて難しいものが多いんですが、これは比較的わかりやすく、とても面白かった。ガスマスクを作るために毒ガスを吸う、感染ルートを知るために菌を飲んだり、皮膚に塗ったりする科学者たち。
そういう科学者がいてくれたおかげで今の予防接種や薬などがあるんですが、その実験の凄まじさに驚いてしまった。死と隣り合わせの実験がほとんど。その勇気も凄いが好奇心も凄い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2016年12月8日
読了日 : 2016年12月8日
本棚登録日 : 2016年12月8日

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