・パスティーユ陥落が最大の見せ場なのだけど、物語はその前後が読みどころ。(巻末の解説が篠沢教授なのも感慨深い)
・ミラボー、ロベスピエール、デムーラン、目的は有るところまでは一致しているが、思惑は異なっていて、そして、誰の思惑通りにも革命は進んでいないところが面白い。
・自分の思惑を超えて流されながら自身の虚像が肥大化していくデムーラン、終盤ではミラボーにも転機が訪れそう。先が楽しみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年3月23日
- 読了日 : 2024年3月23日
- 本棚登録日 : 2024年3月23日
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