人が太る原因は、カロリーではなく糖質にある。
糖質を過剰摂取すると血糖値が上がり、それを下げるために膵臓からインスリンが分泌される。
そしてブドウ糖を肝臓や細胞に取り込んでいくのだが、貯蔵量には限界がある。
やがて余った分が脂肪になってしまう、というメカニズムである。
体重を減らすためには、糖質を1日60~80gに制限したい。
そのためのポイントは、きのこ・野菜・海藻をたっぷり摂ること、水を沢山飲むこと、1日3食食べてまとめ食いを減らすこと、等がある。
また調味料には、糖質が少ない焼酎・レモン汁・白ワインを使いたい。
なお糖質とは、炭水化物から食物繊維を引いたものである。
もし成分表に食物繊維の記載がない場合は、炭水化物がほぼ糖質の量に等しいと思って良い。
以上のような糖質についての解説が冒頭にあり、これは分かりやすく書かれていると思う。
しかし肝心のメニューは、量や時間が曖昧で、自分のような料理初心者が上手く作るには難しい。
正直、クックパッドで調べたほうが、種類も内容も充実している。
あまに価値がないように思えた一冊だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
料理
- 感想投稿日 : 2017年3月7日
- 読了日 : 2017年3月7日
- 本棚登録日 : 2017年3月7日
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